大阪駅発着のブルトレ姿を消す 急行「きたぐに」も

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大阪発ブルトレ、ついに…　「日本海」１６日まで

大阪と青森を結ぶ寝台特急「日本海」が１７日のダイヤ改定で廃止され、大阪発着のブルートレインはすべて姿を
消す。新幹線など鉄道のスピード化に伴い利用客が減り、廃止が相次ぐ寝台特急。残った列車は「快適性」をキー
ワードに高速鉄道との差別化を図る。
　午後５時４７分大阪発の車内は、廃止までカウントダウンに入った列車の見納めにと鉄道ファンの若者や年配の乗
客が目立つ。ぎっしりと２段ベッドが並ぶ客車は建造からおよそ３５年。昭和の雰囲気を色濃く残す。
　京都府内であった中学時代の同窓会から秋田市に帰る画廊経営の平野政高さん（６５）は、展覧会や寺社見物で
年４、５回利用してきた。「日程が夜にずれ込んでも帰れる。ゆっくり妻や仲間と語りあえる時間もいい」。兵庫県に
住む次女の顔を見に約４０年前から利用してきた青森県五所川原市の斉藤きみよさん（８２）は「孫が生まれた時、
大阪万博の見物……。楽しい思い出が詰まっています」と廃止を惜しむ。
　「日本海」は１９５０年に急行列車として運行を始め、６８年に寝台特急化。１日２往復だったが０８年に１往復に減便
された。昨年度の１日平均の利用客（片道）１３４人は約２０年前の４分の１、平均乗車率は５４％で採算ベースに乗ら
なかった。今回のダイヤ改定で急行「きたぐに」（大阪—新潟）とともに定期運行を終える。

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撮り鉄多過ぎw

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